子どもの頃から、何度も挑戦しては挫折しているものがある。
それは……
『手帳やお小遣い帳』
子どもの頃は、月間の漫画雑誌「りぼん」や「なかよし」についてきた、お小遣い帳やスケジュール帳。
使い方の載っているページを開くと、シールが貼ってあったり、挿絵がしてあったりで、カラフルで見た目が楽しい。
これを持っていれば、私も、カラフルで楽しい手帳ができるのだと、ワクワクしていた記憶がある。
だが、絵心のない私は、シールを貼っても微妙な仕上がり。
もちろん、絵は描いてもかわいくない。
そして、ワクワクしていたスケジュール帳は、いつしか机の肥やしになってしまう。
社会人になればスケジュール帳も使うかと思い買ってみるものの、特にお客様訪問や、プロジェクト会議などもなく、週二日の休みを書いて、25日には給料日と書き込むだけ。
食事やデート、飲み会などなど、それなりに予定があっても、新しい手帳は三カ月で開くことがなくなる。
それが定番の使い方だった。
今でも変わらない。
今年の手帳はどうしようか。
ワクワクして選んで、最初のページをめくるのは楽しいのに、3か月もすると開かなくなる。
そして、来年の手帳はいらないかな、と思い始める。
だがしかし。
なければないで、不便なのが手帳。
なので、また買う。
そして……歴史は繰り返される。
同じような感じで、お小遣い帳……今は、家計簿。
そちらも続かない。
もらった金額と、使った金額を書くだけの簡単なものなのに、なぜか続かない。
お小遣い帳は、シンプルだった。
収入と支出を書くだけ。
これができないのは、まあ、3日坊主だから、であろう。
では、家計簿は。
1日で根を上げる。
あれは、項目が多すぎてダメだ。
これは何費?
ここに引っかかって、次に進むことができない。
ついでに、最近増えている電子マネーへのチャージ。
入れた額を忘れてしまえばアウトである。
そうこうしているうちに、手にした家計簿は1日で根を上げる。
今秋、10月から再挑戦してみようと思う。
とにかくシンプルに。
お財布に入っているお金を数えて、翌日も残金を数えて記入。
銀行でおろしたら、それを記入して、残金を記入。
これを手帳と一緒に管理したら、どうだろうか。
キラキラで素敵な手帳はできなくても、予定を書き込んでその日の残金を記入する。
何度も挑戦している、手帳と家計簿。
今度こそ、制覇したい。