片付けると見つかる物。
それは……。
お金。
しまい込んだまま忘れているだけなのだろうけど、片付けると、お金が見つかることが多い。
小さな1円玉から、大きいお札まで。
何でこんなところに???
そう聞きたくなる場所から見つかることが多い。
物は少ないのに、収納下手が祟って、あまり綺麗に見えない部屋に住んでいるのが悔しいところ。
そんな片付け下手な私は、定期的に使わない物を減らしている。
今日も、ずっと取ってあった古い領収を捨てた。
領収書、何年取っておけばいいのか、わりと悩んでしまうけど、5年もしたら絶対に使わないことはわかっている。
なので、ずっと取ってあった領収書を捨てた。
その領収書の間に、なにやら挟まるものが?
引き出してみると、聖徳太子が描かれた壱万円札だった。
いつ手に入れたものかは不明。
紙に付く独特のシミがあり、臭いは特になし。
紙幣番号が凄そうな感じもしないので、価格は壱万円だろうと予想している。
古いお金は縁起物ともきくし、お財布に入れておこうかと思う。
いざとなったら、福沢諭吉(もうまもなく渋沢栄一になるが)と交換してもらおう。
いつでも財布に壱万円。
なんとなく、財布にゆとりを感じる夕方だった。